本日(4月4日)発売の「週刊文春」(文藝春秋/4月11日号)が、サッカー選手の本田圭佑に
「レーシック手術失敗疑惑」があると報じている。

 ワールドカップ・アジア最終予選ヨルダン戦が行われた3月26日、同試合を欠場していた本田は右足首治療の
ため日本に帰国していた。当初、所属事務所は1週間ほど日本に滞在するとしていたが、その後、4月9日くらい
まで滞在すると発表。怪我の具合が心配されていた。

 そんな中で出た文春の記事によると、屈強なフィジカルが売りの本田だが「今年に入り発熱や腹痛といった
怪我以外の理由で試合を欠場することが多くなった」という。その体調不良の原因は、レーシック手術の
後遺症ではないかと、サッカー関係者の間で囁かれているというのだ。

 本田は昨年6月、新宿近視クリニックの広告キャラクターに起用され、本田自身も同クリニックでレーシック
手術を受けている。だが、3月25日に放送された、本田を追ったドキュメンタリー番組『プロフェッショナル
仕事の流儀 特別編』(NHK)でのインタビューシーンにおける彼の表情には明らかに違和感があり、ネットの
一部では「レーシック手術の影響ではないか」との声が上がっていた。

 対して、文春の記事では、レーシックに詳しい眼科専門医が番組映像を見て、「眼瞼下垂の症状が出ている」
と指摘。さらに、0.4であった視力を2.0に改善したことについて、「過矯正の可能性がある」とも語っている。
その過矯正による眼精疲労により、腹痛や体調不良などの症状が出ることもあり、最近の本田はそれらに悩まされ
ているのではないかというのだ。
レーシック手術とは、レーザーを照射することで角膜を矯正し、視力を回復させるというもの。日帰りで手術を
受けることができるため、メガネやコンタクトレンズから解放されたいと考えている人たちに人気だ。スポーツ選手
ではゴルフのタイガー・ウッズや野球の松坂大輔らも手術を受けている。また、今回の本田のように、堀江貴文・
元ライブドア社長やお笑いタレント・後藤輝基(フットボールアワー)、オリックス・バファローズの糸井嘉男
らの有名人も、レーシック手術を受け、その体験談をクリニックのホームページでなどで語るといった“広告塔”
を担っている。
 
 しかし、09年には東京の「銀座眼科」で、ずさんな衛生管理がもとでレーシック手術を受けた67人の患者が
角膜炎などの感染症を発症している。

 また、レーシック手術による合併症として、夜間に光が眩しく感じるハロ・グレア現象やドライアイ、視力の
低下、色のコントラストを識別するのが難しくなる、角膜拡張により近視や乱視がひどくなることもあるという。
さらにFDA(米国食品医薬品局)の調査によると、米国でレーシック手術を受けた人の半数に後遺症が出ているとも
伝えられている。安全性は高まってきているといわれるが、経験や技術がない医師による施術でリスクが高まったり、
術後のケアを間違えることで悪影響が出ることも懸念されているのだ。

 文春の取材に対し、本田の所属事務所と新宿近視クリニックは、手術が失敗したことを否定しているが、日本
サッカー協会・強化担当技術委員長の原博実氏は「所属チームが公表していないことは、協会は公表できない」と
歯切れの悪いコメントを残している。サッカー日本代表が誇る中盤でも本田は今や欠かせない選手だけに、一日も
早い復帰を期待したい。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130404-00010000-bjournal-ent

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1365029163/