「中華世界」復活を喜ぶ韓国人
韓国の異様な行動を岡本隆司准教授と読む(2)
鈴置 高史

 「中国への朝貢はよかった」という韓国人が増える。
岡本隆司・京都府立大学准教授と彼らの心境を覗く(司会は田中太郎)。

精神文化では韓国がはるかに上

前回は、20世紀の100年の間、中国人と韓国人は、華夷意識という理念と、強力な日本という現実のギャップに悩んでいた。
しかし今、自らの興隆と日本の衰退を機に日本の劣後性を声高に指摘し、「対馬返還」まで求め始めた――という話でした。

鈴置:韓国人は中国人と異なって、何でもしゃべってしまいますから、
失われた100年の間も「精神文化では俺たちの方が日本人よりもはるかに上だ」とつぶやき続けてきました。

 日本の高度成長が世界から称賛された時には、韓国紙は「エコノミック・アニマル」たる
日本人の倫理性の低さを毎日のように説いていました。

 経済的に日本に追いついたと韓国が自信を深めたここ数年は、倫理性の高い平和国家、
韓国が戦犯国家たる日本を叱る――というノリに切り替わっています。
韓国人がいわゆる「従軍慰安婦」の像をソウルのみならず米国に建て始めたのも、その思いの具体化でしょう。

 個々人と話していても、日本に対する上から目線がはっきりしてきました。
東アジアで最も民主的で開放的な国の民が、閉鎖的で遅れた国の民に口をきいてやっている、という姿勢で話す人もいます。
その中には、10年ほど前までは日本人には揉み手せんばかりに近づいてきた人もいます。
朝日新聞に代わって日本の右傾化を叱る

 例えば「日本の右傾化」に対して、「日本人は倫理性が低いので、最もまともな朝日新聞さえちゃんと批判できない。
だから日本の国民のために、我々、韓国のメディアが批判してやっているのだ」と語る韓国人記者も登場しています。

岡本:日本人は韓国人にとって、最も近くにいながら、はるか異次元の連中です。
だから韓国人は歴史的に、百歩譲って日本とは対等に付き合ってやらねばならないと考え、心ならずもそうしてきました。
対等に扱ってやらないと何をしてくるか分からない存在なのですから。

 これを「交隣」といいます。
朝鮮王朝時代の対外関係は、中国に従う「事大」と、この「交隣」という2通りの関係の持ち方しかなかったのです。

 ですから、本音では韓国人は、日本は格下と思っている。
礼・文化を知らない「夷」、つまり野蛮人だと軽んじている。
そういう連中には、礼を欠こうが、多少だまそうがかまわないと思っている。

 軍事的経済的に日本に劣らなくなり、しかも中国という後ろ盾ができた今、
日本に対しては何を言ってもいい、してもいい、とまた考え始めた、ということでしょう。

「格下の日本に対しては何をしてもいい」と韓国人が考え始めたということですか!


http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130617/249777/?P=1
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130617/249777/?P=2
前スレ(★1: 2013/06/20(木) 12:56:56.65)
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1371737277/

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1371785233/