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 締め込み姿のハローキティに「待った」-。サンリオの許諾を受け日本各地の「ご当地キティグッズ」を製造・販売している
「あすなろ舎」(神奈川県大和市)が7月上旬に販売予定の締め込み姿のキティがデザインされた「博多山笠タオル」に
商標法違反の疑いがあることが分かった。福岡市伝統の夏祭りの品位や格式を守ろうと2006年に「博多祇園山笠」や
「博多山笠」を商標登録した博多祇園山笠振興会は「許可していない。話も聞いておらず、詳しい事情説明を求める」としており、
同社も手続き上のミスを認めている。

 タオルは横72センチ、縦35センチで、「博多山笠」の文字が躍る。クライマックス「追い山」などの際、
男衆が歌う「博多祝い唄」の歌詞とともに、顔を正面に向けたキティ20体と後ろ姿の1体のキティも描かれている。

 振興会は「布製身の回り品」など5項目について、会長が権利者となって商標登録。商標法では無断使用の場合は、
差し止めや損害賠償が請求できる。あすなろ舎は事前に「博多山笠」の使用許可を申請しなかったことを認め、
同社の石川一郎顧問は「以前、振興会から許可をもらい人形を製作したが、担当者が変わっていた。大変申し訳ない」と話し、
振興会に電話で謝罪。28日にも両者間で権利関係について協議する。

 タオルのデザインは同社のホームページで既に公開されており、後ろ姿のキティはおしりがほぼ「丸見え」で、
市民や山笠関係者からは「かわいい」「不謹慎だ」など賛否の声が上がっている。

西日本新聞qBiz 西日本新聞経済電子版 6月28日(金)9時51分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130628-00010000-qbiz-bus_all
画像
http://images.keizai.biz/hakata_keizai/headline/1372039351_photo.jpg

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1372410828/