枢やなの同名人気コミックを原作にした実写映画『黒執事』が先日クランクアップを迎え、
主人公セバスチャンを演じる水嶋ヒロが「20代最後の、俳優として頑張る自分の姿が
記録されている記念の作品」と本作への思いを吐露した。併せて、劇中写真も初公開され、
映画版『黒執事』の世界観を垣間見せている。
黒執事 1 (1) (Gファンタジーコミックス)
4月1日にクランクインした本作の撮影は、北九州・山口など、九州方面を中心に
5月中旬までオールロケで続けられた。3年ぶりの俳優復帰作となる水嶋も
並々ならぬ熱意を見せており、撮影前には自身をシャープに見せるため、
体重を50キロ台まで落とすという念の入れよう。アクション練習にも
約4か月を費やし、万全の状態で撮影に臨んだ。
その水嶋はクランクアップを迎え、「1か月半に及ぶ久しぶりの撮影は、
コツコツと地道に進んで行く、まるで登山をしているかのような感覚でした。
無事撮影を終え、頂上にたどり着いたときと似たような達成感を味わっています」と
感無量の様子。来春の公開までにはまだ時間があるが「20代最後の、俳優として
頑張る自分の姿が記録されている記念の作品でもありますし、これから公開が終わるまで、
引き続き『黒執事』 に力を注いでいきたいと思います」と意気込みを寄せた。
また、水嶋演じるセバスチャンの主人・幻蜂汐璃(げんぽう・しおり)を演じた剛力彩芽は、
本作で初の男装に挑戦。「撮影が終わってしまって、とても寂しいです」と心境を明かすと、
共演の水嶋についても「水嶋さん演じるセバスチャンは、完璧でスマートな役ですが、
水嶋さんのお芝居も本当に完璧で、アクションの動きや手の動き一つ一つがきれいで、
この作品の見どころになると思います。わたしはついていくだけでしたが、本当に主演が
水嶋さんでよかったです」と絶賛した。
こうした役者陣の演技はもちろん、原作の世界観を忠実に再現しているところも
本作の見どころ。映画版は2020年の近未来を舞台にしたオリジナルストーリーが
明かされているが、特注でデザインされたというセバスチャンのえんび服や、
幻蜂家のリビングを彩るシャンデリア、アンティークの家具、高級食器などは
原作で描かれる19世紀の雰囲気を継承した。原作ファンは
その仕上がりに期待したいところだ。(編集部・福田麗)
映画『黒執事』は2014年新春、全国公開予定(了)
ソース:シネマトゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0053626
画像:http://s.cinematoday.jp/res/GA/2013/0606_01/v1370422373/002-560x600.jpg
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